重心動揺検査

からだのふらつきや、めまい・平衡障害のスクリーニングに適しています。日本人の健常値データーを内蔵し、ニューラルネット解析技術によって、「健常」・「異常」の程度を自動識別します。またラバー負荷検査により末梢前庭障害の有無を簡単にスクリーニングすることができ、パワーベクトル検査によって中枢性機能障害の識別ができます。当院では「重心動揺検査」にアニマ社グラビコーダ GW-31を使用しております。

臨床において、めまい・平衡障害の検査に利用されるほか、リハビリテーション医学、歯科、スポーツ医学、体育など、広い分野で平衡機能の評価に利用されています。

重心動揺検査 アニマ社グラビコーダ GW-31

睡眠時無呼吸症候群の検査

日中の過度の眠気や睡眠中に大きなイビキを指摘され、外来を受診した場合、まず簡単な問診を行います。代表的なものに『ESS眠気テスト』があります。他にも睡眠障害に関する生活習慣病等の診察を行って、さらに睡眠呼吸障害の検査の必要性について検討いたします 検査の必要性があると判断した場合、簡易型検査装置によるスクリーニング検査を行います。多くは鼻口気流、気管音、酸素飽和度体動を記録して判定いたします。 当院では、新しいフクダ電子社製睡眠評価装置(パルスリープ LS-140)を導入しました。
従来の装置より、小さく、軽くなっています。操作ボタンが1つだけで大変わかりやすい操作性。夜間の視認性も良い有機EL液晶が採用されています。

睡眠評価装置パルスリープ LS-140

検査は予約で行っております。

検査当日、機器の使用法を説明し、就寝時に装着いただき、翌日外して返却いただくこととしております 結果は1週間以内にお出しし、分析結果をお渡ししております。
この簡易型検査装置で睡眠時無呼吸症である可能性が高いと判断した場合には、さらに詳しい終夜睡眠ポリグラフを行い、睡眠中の低酸素状態や脳波による覚醒状態、鼻口気流の途絶・再開、胸腹部の呼吸運動などからSASの状態を詳しく判定する必要があります。 その際は専門施設をご紹介しております。